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基本は仮プレイング置き場
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知ってどうということもない、持ちキャラの小物とかサイキック関係の話。







■九十九式試作軍刀
八雲の初代オリジナル装備。日本刀。
旧陸軍、昭和13年制式(九八式軍刀)と昭和18年制式(三式軍刀)の間に製造されたという設定。
工業機械による製造が齎した刀身は、人間の鍛造では実現不可能なぶっ飛び強度で何人斬っても
切れ味が落ちない処置済み。ある意味では、最強の日本刀とはこいつらだと言っても差支えは無いチート。
「九十九式」はこれら陸軍刀と製法を同じくしながら、より当時の白兵戦用に形状に改良を加えた。
既に銃が主力となった戦場で、刀を抜いて斬りかかる場面は少なく、剣術を用いることも無い。
むしろ、銃剣に代表されるように、人を殺すなら突いた方が早い。
故に、刺突にも優位性を持たせるために形状を片刃直刀型に回帰させ、汎用性を増した物が「九十九式」
である。しかし、時勢は国粋へ傾き、西洋的な意匠の強い「九十九式」は多数の試作品を抱えたまま、
計画が中止へと追いやられた。
板橋区に居を構える、とある骨董商が偶然にも発見した工廠跡で、死蔵されていた「九十九式」の山と
製法の記された資料一式を入手しており、八雲が使用しているものは、この在庫にエレナが魔術補強を
行ったもの。高い耐久性が取り柄ではあるが、ダークネス相手では間に合わせの装備と言わざるを得ず、数回の任務で使い捨てている。
また、現在では八雲自身が操れるサイキックエナジーの規模が以前の3倍以上に至っており、強引に殲術道具として仕立て上げたものであるためか、全力で振るった場合、刀身が耐え切れず1回の戦闘で自壊する。

■ディス・エピタフ
解体ナイフ。モデルはあるようなないような。
福岡にある東雲一派が管轄とする協会の地下で、鎖でグルグル巻きにされたケースに収められて厳重に
封印されていた。形状は全長90cm程の真っ黒な金属一枚から生成されたマチェットのような剣で、
刀身におよそラテン語と思しきもので「名」と「墓碑銘」が鮮血のような赤で浮かび上がる。
かつてダークネスと眷属を殺して回ったエクソシストの持ち物であったが、死した後に殺人鬼の手に渡り、
あらゆるものを斬り殺し続けた結果、剣その物が半ば都市伝説化し魔剣となったらしい。
殺人鬼でなければ扱えず、殺人鬼でない者が持つと殺意に飲まれ、剣の傀儡と化す。
また、殺人鬼であっても、魔剣が持つ余りある殺意は、殺戮経路の情報量を拡大する反面、制御を超えて
無秩序に暴れ死を齎そうとする。
とある時期に、東雲和哉に福岡へ連れていかれた八雲が回収し、所持することとなった。
(外伝予定)

■ディス・ゴッサマー
鋼糸。斬るものというより引っ掛けて移動するためのワイヤー。
黒さん、カリオストロのルパン、はたまた海腹川背とかそんな感じ。
左腕に小型のリール機構のある腕輪として装備。
軌道を誘導すると共に、通すサイキックエナジーの波長を変えて、強度・切断性、硬質化を自在に操ることができる。
斬弦糸:切断性特化
封縛糸:強度特化
結界糸:硬質化することで直線と鋭角軌道で檻を作る。或いは広範囲の蜘蛛の巣のような封縛糸。
ウィッチクラフトの産物であり、製法に謎が多い。

■荒神切「灼雷」「鳴神」
刀と鞘という名のマテリアルロッド。
ベースは同田貫の薩摩拵。ついでに石神カムロの「神風」と言ってどれだけの人に通じるやら。
銘は「九州肥後荒神切天目宗国」。製法そのものは非常に古いものだが、刀そのものは代々伝わってきたものではなく八雲に合わせて造られた現代刀。なお、刀匠である天目宗国(あまのま・むねくに)は当代女性である。(設定公開したら誰か使ってくんないかなぁ)
銘の通り、人ではなく鬼や妖怪・魔獣の類を斬るためのもので、元より殲術道具として作られている。
鋼を鍛えると同時にサイキックエナジーを練り込むことで、許容量の増加と使いこなせば込められたエナジーを解放して赤い雷光にも似た強力な斬撃を繰り出せるという。
刀身がやや赤みを帯び、銘と共に刻まれた「雷火以闇灼剣也(雷火を以て闇を灼く剣なり)」はこの現象を示すもの。
また、使い続けることで刀身の材質が徐々に変化して、かの「ヒヒイロカネ」に至るという。
もっとも、多くの灼滅者がダークネスに殺され続けてきたため、これは伝説の域を出ない。

「鳴神」は謂わば切り札であり、斬撃が通じない場合や奇襲策として、鐺を突き立てて溜め込んだサイキックエナジーを接触開放して爆砕する、牽制で雷撃を放つという魔術回路が組み込まれている。

■番外:殺戮経路
殺人鬼特有の戦闘技術だが、解釈は人によると思われる。
八雲の場合は、自身に潜むダークネス「万死を望む影」を部分的に開放して、死に至る未来予測を思考に投影、もっとも最適な殺し方(相手の死であり自分の死に対して)結果を識り得ている。
望めば反応速度や運動能力にもフィードバックされて、次元の違う高速戦闘も可能になるが、それは多くの死を望むということであり、敵や味方識別、果ては自分自身の安全すらも度外視して「万死」に至る。
限界を超えて殺戮経路に頼ろうとすることは、そのまま闇堕ちを意味するため、より力を引き出すには強靭な精神力を必要とする。時に必要な死と不要な死を選別し、上書きされる本能的な破壊衝動や欲求を捩じ伏せ、生と死をコントロールすることで完全に使いこなせると言える。
まぁ、噛み砕いて言えばゼロシステムである。

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1995/07/22
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